チャーター便は便利とわかっていても、料金が割高・どういうときに使えるかわからない、といったイメージがあるのではないでしょうか。

車両1台を貸し切りできるためお客様のご都合にあわせやすく、特に時間や場所の制限が多い軽貨物の配送で便利です。まずはよくある活用シーンを確認し「自分が届けたい荷物もチャーター便があっているかも？」というケースかどうか、検討してみてください。

軽貨物を運ぶ際に便利なのがチャーター便です。

1台丸々貸し切りで配送を行うサービスで、貸し切る車両の最大積載量・サイズの範囲内であれば個数の制限なく運べるのが特徴です。

あくまでも目安ですが、軽貨物業者がよく使用する軽トラにみかん箱程度の大きさの荷物を1段に敷き詰めるとしたら4～5個程度となります。

※荷台の奥行×幅×あおりの高さ：およそ200×140×30cmの軽トラに40×30×25cmの箱を積む場合。

＜チャーター便のよくある活用シーン＞

• 緊急で運ぶ必要がある荷物
• 混載便では難しい荷物
  • ＞大きすぎる
  • ＞特殊な形状
  • ＞重すぎる
  • ＞高額
  • ＞耐衝撃性に懸念がある精密機器
  • ＞機密保持の必要がある荷物 など

幅広いシーンでご活用いただけるため、配送部門がない企業様の業務委託にもご利用いただけます。

軽貨物の配送方法の中でチャーター便のメリットは貸し切りなので幅広い要望に対応できることです。

いつ届けるか自由

チャーター便は配送タイミングの融通がききます。特に「この日のこの時間までに届けないと」という急なご事情にもご依頼いただいた時点ですぐ出発できるのがメリットです。

どこに・どこから届けるか自由

配送ルートもある程度希望をかなえやすいです。複数の配送先がある場合でも届ける順番や配送ルートの指定ができます。

何を・どのように届けるか自由

チャーター便はお客様のご要望をかなえやすいことも多くの方にご利用いただいている理由です。

特に軽貨物の場合、混載便だと難しい荷物も少なくありません。例えば、サイズや特殊な形状だったり高額な精密機械を運んだりする場合、チャーター便をご利用いただくとほかの荷物との衝突・破損リスクを可能な限り避けることができます。

ほかにも重量がありすぎて貸し切りでないと燃費・スケジュールが割にあわない荷物など、混載便だと不都合な荷物に対応できるのが魅力です。

チャーター便のデメリットは料金面の問題です。車両1台を貸し切るため、自然と料金は高くなる傾向にあります。

ただし、チャーター便の料金のほうが割安に感じる場合もあります。例えば、1台で運ぶ荷物の個数が多すぎる場合です。

一般的な軽貨物の配送にかかる料金は「重さ・大きさ×個数」で決まります。例えば、1個あたり300円の荷物を100個運ぶ場合、30,000円の料金が必要です。

対して、チャーター便は車両に積む量・個数に料金が左右されません。例えば、赤帽ユーケイサービスの場合、2時間貸し切り・配送距離20kmであれば5,000円程度。2時間超過したとしても10,000円弱です。

荷物の個数によってはチャーター便のほうがお得に配送できることもありますので、事前に料金のお見積もりを確認してみてください。

運送方法の一つとして、混在便があります。混在便は軽貨物のチャーター便などとは異なり、荷主も配送先も異なる荷物を一緒に運ぶものです。一般的な宅配便はこれに該当します。

両者の大きな違いとして、料金と時間指定できるかどうかが挙げられます。チャーター便は車両一台を丸々使えるため、料金が高くなりますがその分多くの荷物の配送を依頼でき、日時の指定も細かく指示できます。対して混在便は、他の荷物もあるため時間の指定が難しいといえます。しかし、その分料金は安くなります。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、基本的には両者をうまく使い分けることがおすすめです。到着時間を細かく指定したいとき、特別な輸送条件がある荷物、大ロットの荷物を業務委託として運んでもらいたい場合などは、チャーター便がおすすめです。そういった条件がなく、コストを最優先にしたい場合は混在便を使うのがおすすめといえます。

軽貨物のチャーター便とよく似た運送方法に、スポット便があります。両者の大きな違いは、一定期間か単発かです。チャーター便はお客様の要望に応じて一定期間の配送を請け負うサービスで、スポット便は必要なときに単発で利用できるものです。

チャーター便はドライバーや車両を貸し切り、一定期間にわたり荷物を配送することができます。対してスポット便はあくまでも単発の利用となり、配送が完了した時点でサービスは終了しますが、配送時間や日時、場所など柔軟な対応が可能です。

チャーター便は定期的に配送したい荷物がある場合や、他の荷物と分けて安全に運びたい場合などに便利です。走行距離に応じた料金設定となるため、上手に利用すれば大量の荷物もお得に配送できます。

一方、スポット便は1回きりの急ぎの配送や、緊急で指定の日時に配送したいときにお役立ていただけます。どうしても急ぎで届けたい荷物がある場合や、指定された日に必ず届けてほしい場合に便利でしょう。

チャーター便は車両1台を貸し切るため、対応範囲が幅広く特に軽貨物を運ぶ際にはかなり自由度高くご利用いただけます。料金面のデメリットはあるものの、場合によってはチャーター便のほうがお得なこともあるため、急な軽貨物配送が必要になった際には確認してみましょう。

赤帽ユーケイサービスは栃木から全国へ、大切なお荷物をスピーディーに・安全に運べる軽貨物運送業者です。もちろんチャーター便にも対応し、365日24時間ご依頼を承っています。

法人様だけでなく個人様向けの単身引越しサービスなども承っておりますので、いざというときに頼れる運送業者としてお気軽にお申しつけください。